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全国の遊べる「ダム」スポット7選 大型遊具&遊覧船&温泉も!

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洪水防止や貯水、発電など、さまざまな役割を担っているダム。足を運ぶ機会は少ないかもしれませんが、近年は豊かな自然を活かした観光地としても注目を浴びています。なかには親子でたっぷり遊べるスポットもあり、人気です。

そこで今回は、全国のダムスポットの中から、親子にピッタリの7カ所をピックアップ。それぞれの魅力を紹介します!

宮ヶ瀬ダム(神奈川県)

コンクリート使用量が日本一という巨大ダム「宮ヶ瀬ダム」では、4〜11月の毎週水曜、第2日曜、第2・4金曜に行われる「観光放流」が人気(11:00〜11:06、14:00〜14:06の2回実施)。高低差70mの人工の滝が出現し、毎秒30立方メートルもの水が放水される迫力に、子どもはもちろん大人も圧倒されること間違いなし!

ダム直下の河岸段丘状に広がる「神奈川県立 あいかわ公園」には、ロングスライダーや巨大ネットツリー、壁の迷路などにチャレンジできる複合アスレチック施設「冒険の森」、飛んだり跳ねたりできるふわふわドームなどがあり、1日遊べます。

ほかにも、園内とダムを結ぶロードトレイン「愛ちゃん号」に乗れたり、暑い日はじゃぶじゃぶ池で水遊びができたりと、盛りだくさんのスポットです

■宮ヶ瀬ダム
住所:神奈川県相模原市緑区青山字南山2145-50
定休日:無休
※あいかわ公園など各施設は異なります

竜神ダム(茨城県)

久慈川水系・竜神川をせき止める「竜神ダム」は、水害を防いだり、水運や農業用水としての役割を担い、同県の常陸太田市や日立市に住む市民の暮らしを支えています。ダムの高さは45mあり、スケールが大きくて圧巻です!

ダム湖の真上には、歩行者専用の吊り橋としては関東一の長さを誇る「竜神大吊橋」があり、四季折々の表情を見せる竜神峡が一望できます。毎年4〜5月には、色とりどりの鯉が泳ぐ「竜神峡鯉のぼりまつり」も開催されます

また、ダムから車で約10分のところには、全長123mのローラースライダーや宿泊棟などがあるレジャー施設「竜神ふるさと村」も。家族でイベントやレジャーが楽しめるうれしいスポットです。

■竜神ダム
住所:茨城県常陸太田市下高倉町2153
定休日:無休(管理事務所は土・日曜、祝日、年末年始。希望者へのダムカード配布時間は9:00〜16:00)
※竜神ふるさと村など各施設は異なります

奥只見ダム(新潟県・福島県)

約25万世帯の生活電力に相当する56万kwを発電している「奥只見ダム」は、越後三山只見国定公園の一部。「日本紅葉の名所100選」に選ばれているスポットで、冬に雪が降ると幻想的な景色も楽しめます。

奥只見湖上では、遊覧船に乗ることもできます。壮大な景色を満喫できるほか、夏休みシーズンには「こども船長体験」も開催。制服と制帽を身につけて舵を握れば、最高の思い出になるはずです!

ダムを見下ろす高台には「奥只見電力館」もあり、発電体験コーナーなどで遊べます

■奥只見ダム
住所:新潟県魚沼市、福島県南会津郡檜枝岐村
定休日:無休
※奥只見電力館など各施設は異なります

黒部ダム(富山県)

中部山岳国立公園内を横断する立山黒部アルペンルートにある「黒部ダム」は、毎年100万人以上が訪れる観光名所。大自然を感じられるスケールの大きいスポットで、6月26日〜10月15日には、虹がかかることもある迫力の「観光放水」を実施しています(時間は日程により異なります)。

黒部峡谷を航行する「遊覧船ガルベ」では、30分間の黒部湖周遊が楽しめます。見晴らしのいい展望デッキに立てば、風を受けながら豊かな自然を間近に感じることができ、気分爽快!

「黒部ダムレストハウス」には、限定グッズやグルメがズラリ。なかでも、ダム湖をモチーフにした名物「黒部ダムカレー」は、ユニークな見た目もあって人気メニューです。ルウは少し辛口なので、子どもには甘口の「お子様ダムカレー」がおすすめ。ぜひ親子で食べてみてくださいね。

■黒部ダム
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺
定休日:無休(観光期間は12月1日から4月上旬まで)
※黒部ダムレストハウスなど各施設は異なります


奥野ダム(静岡県)

静岡県の伊東大川(松川)上流にある「奥野ダム」。近くの人造湖「松川湖」には、多くの人たちが観光のために訪れています。

周囲は、花の広場や水遊び広場、資料館などが点在する1周およそ4.8kmの遊歩道となっています。おすすめは、木製遊具で遊べる「おくの公園」。珍しい植樹迷路もあり、子どもたちの遊び場になっています

夏休みシーズンには、イベント「奥野ダム1日ダム教室」を開催。普段は見られないダム底のトンネルが見られたり、ザリガニ無料配布や木工教室が実施されたりと盛りだくさんです。開催については公式サイトをチェックしてくださいね。

■奥野ダム
住所:静岡県伊東市鎌田
定休日:無休

長島ダム(静岡県)

国土交通省の「地域に開かれたダム」に指定されていることもあり、ダム堤体部の市民への常時開放や、各種イベントの実施などさまざまな取り組みを行っている「長島ダム」。予約制の内部見学では、普段見ることができないダムの内部を職員が案内してくれます。

見慣れない機械が並んでいたり、急な階段を登り降りすると、まるで秘密基地を探検している気分に!

敷地内には、ダムについて詳しく紹介する「長島ダムふれあい館」もあり、親子で学べます。また、周辺のキャンプ場ではバーベキューができたり、釣りやカヌーも体験できたりと、子どもと一緒にたくさんのレジャーを満喫できますよ

■長島ダム
住所:静岡県榛原郡川根本町犬間541-3
定休日:無休
※長島ダムふれあい館など各施設は異なります

日吉ダム(京都府)

近畿地方で最大規模の「日吉ダム」。貯水池(天若湖)の広さは甲子園球場の約70倍、貯水量は6,600万立方メートルと、スケールの大きなダムです。

「長島ダム」と同様に「地域に開かれたダム」に指定されていて、日本で初めてダム堤体内部を見学できる「インフォギャラリー」があり、迫力満点です。職員の概要説明を受けることもできますが、5人以上の事前申し込みが必須。

ダム直下には、道の駅「スプリングスひよし」があり、温泉や屋内温水プールで遊べます。水深65cmの子ども用プールもあるので、子連れでも安心です。屋外には、バーベキューができるエリアやキャンプフィールドも! 1日遊べるスポットです。

■日吉ダム
住所:京都府南丹市日吉町中神子ヶ谷68
定休日:無休
※インフォギャラリーなど各施設は異なります

遊具で遊べたり、レジャーが楽しめたりと、スポットごとに特徴や魅力は多種多様。ライフラインを支える現場を見ることは社会科見学にもなるので、ぜひ親子でおでかけしてみてくださいね。

見学は予約が必要なケースや日時が決まっているケースなどがあるので、詳細は公式サイトを確認してください。

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