群馬県高崎市で毎年人気の元祖・絵本フェス「たかさき絵本フェスティバル」が、2018年1月27日(土)〜2月6日(火)の期間限定で、高崎シティギャラリーで開催されます。今年で24回目の開催を迎える同イベントの魅力をたっぷりと紹介します!
多彩なイベントで来場者が年々増加!
子どもが出会う最初の文学「絵本」の文化や体験を伝えるため、24年前から開催されている同イベント。親から子へ、そのまた子へと、世代を越えて読み継がれる絵本体験の素晴らしさをたくさんの人へ伝えようと、毎年さまざまな市民活動団体が協力しながら創意工夫を凝らして開催しています。
多くの市民に絵本の素晴らしさに触れる機会を提供し続けているとあって、旧「公益社団法人全国出版協会」の「文字・活字文化推進大賞」を受賞したこともあります。来場者も年々増加しており、昨年は8,667人が訪れました。
人気絵本原画展&イベントが充実!
今年は、絵本原画展「かこさとし展〜未来のだるまちゃんへ〜」が開催されます。1926年(大正15年)に福井県で生まれ加古里子(かこさとし)氏は、91歳になる現在も子どものために幅広く活動している絵本作家です。
同氏の個展として最大規模となる今回は、原画や下絵、愛用品200点のほか、「だるまちゃんとてんぐちゃん」(福音館書店)や「からすのパンやさん」(偕成社)などの代表作をはじめ、世代を超えて愛され続ける600冊以上の絵本が展示されます。
そのほか、現在人気を集める絵本作家・ヨシタケシンスケ氏と鈴木のりたけ氏による対談「大好きかこさとし ぼくたちもだるまちゃんだぁ」とサイン会や、ブックディレクター幅允孝氏(BACH代表)のギャラリートーク&サイン会、児童書出版社・童心社による紙芝居など、多彩なイベントが開催される予定です。
会場を飛び出したイベントも!
また、イベント期間中、高崎駅周辺のお店に同イベントの主催者であるNPO法人「時をつむぐ会」がセレクトした絵本が並ぶ「絵本ぼっくす」が設置されます。今年はかこさとしの絵本にちなんだスペシャルメニューも登場する予定です。
会場には、大きな高崎だるまが登場する撮影スポットも! きっとママやパパが子どもの頃から慣れ親しんだ「だるまちゃん」にも会えるはず。ぜひ親子で会場に足を運んでみてくださいね。
■たかさき絵本フェスティバル「第24回絵本原画展かこさとし展〜未来のだるまちゃんへ」
開催日時:2018年1月27日(土)〜2月6日(火) 10:00〜18:00
※入館は17:30まで、会期中無休
場所:高崎シティギャラリー
料金:大人(18歳以上)800円/前売り600円、子ども(4歳以上18歳未満)500円/前売り400円