福岡県福岡市博多区の石村萬盛堂本店前で、2026年1月7日(水)に「博多もちつき」イベントが開催されます。
老舗和菓子店の石村萬盛堂が、創業120周年の感謝の気持ちを込めて、地域の皆さまに向けて開催する催しです。
三味線と太鼓のお囃子に合わせた伝統のもちつき
イベント当日は、三味線や太鼓などのにぎやかなお囃子に合わせて、昔ながらの「博多もちつき」が行われます。
午前の部(11時開始)と午後の部(15時開始)の2回に分かれ、各回120名限定で、つきたてのお餅が振る舞われます。
博多那能津会による博多古民謡の演奏や、軽快なオッペケペ節の披露もあり、博多の伝統文化が身近に感じられる内容です。
「博多もちつき」は、明治時代に博多の大店で正月用のもちつきをする際、日ごろお世話になっている芸奴さんたちが手伝いに訪れたことが始まりです。
当時は、もちつきの音に合わせて三味線や太鼓、鉦がにぎやかに演奏され、その光景が評判となり、今に伝わる伝統行事となりました。
子供も楽しめるワークショップや実演販売も
1月7日のイベントでは、焼きたてのみたらし団子の実演販売や、120周年を記念した特別な福袋も販売されます。
また、子供向けの新春フォトフレームづくりワークショップなど、家族で楽しめる内容が豊富です。
つきたてのお餅を味わいながら、親子で博多の伝統文化にふれる1日を過ごせます。
120周年記念の干支鶴乃子も販売中
石村萬盛堂では、創業120周年を記念した「干支鶴乃子」も販売されています。人形師・中村弘峰氏とのコラボで誕生した令和八年の干支パッケージは、親馬が子馬をやさしく見守る姿が描かれた縁起の良い限定商品です。
「鶴乃子(つるのこ)」は、ふんわりふくよかな生地で黄味あんを包んだ、博多で百有余年つづく銘菓です。
つきたてのお餅がふるまわれるこのイベントで、ぜひ親子で博多の伝統文化を体験してみてください。焼きたてのみたらし団子やワークショップなど、家族で楽しめる企画が盛りだくさんです。
■「博多もちつき」概要
開催日:2026年1月7日(水)
時間:午前の部 11:00開始(120食限定)、午後の部 15:00開始(120食限定)
場所:石村萬盛堂 本店前
料金:無料(お餅のふるまい)
所在地:福岡市博多区須崎町2-1











