愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)に、インドネシアから「ツチブタ」と「サーバル」が新しく仲間入りしました。アフリカに生息する珍しい動物たちとの出会いが楽しめます。
2歳のオスのツチブタが仲間入り
7月23日(水)から、アフリカエリアの夜行性動物館でツチブタ(オス・2歳)の展示が始まっています。2023年に南アフリカで飼育下繁殖した個体で、すでに園にいるメスのアユミ(14歳)と一緒に2頭そろって見ることができます。
ツチブタは体長約1m、体重20〜65kg程度で、名前に「ブタ」とつきますが実はブタの仲間ではなく、管歯目に属する唯一の種です。
夜行性でアリやシロアリを食べる珍しい動物で、日本動物園水族館協会加盟園館では4施設でしか飼育されていません。
5つの候補から名前を選んで応募しよう!
8月17日まで、新しいツチブタの名前を募集しています。夜行性動物館出口付近にある案内の2次元コードをスマートフォンで読み取り、5つの候補から選ぶことができます。
候補は「アユム」「カケル」「サボテン」「ログ」「マホガニー」の5つです。メスのアユミとペアになることを意識した名前や、ツチブタの特徴を表現した名前が用意されています。
ユニークな特技を持つツチブタのアユミにも注目
一緒に展示されているメスの「アユミ」は、飼育員にじゃれるのが大好きな、かなりのおてんばさんです。後ろ足で立ち上がって飼育員にもたれかかったり、でんぐり返しをしたりする特技も持っています。
もう一匹の新しい仲間サーバルにも会えるかも
2歳のオスのサーバルも園に到着しており、現在は新しい環境に慣らしている最中です。食欲旺盛でとても元気な個体だということです。サーバル舎での展示開始については、準備が整い次第改めて案内される予定です。
サーバルはサハラ砂漠以南のアフリカのサバンナに生息するネコ科の動物で、優れた跳躍力と木登りが得意な特徴があります。
のんほいパークに仲間入りしたツチブタとサーバルにぜひ会いに行ってみてください。ツチブタの名前を家族で相談して決めるのも楽しいおでかけになるでしょう。
■豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)概要
ツチブタの公開開始日:2025年7月23日(水)
場所:アフリカエリア 夜行性動物館
料金:公式サイトをご確認ください
所在地:愛知県豊橋市大岩町大穴1-238