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兵庫県丹波市の「たんば恐竜博物館」がリニューアルオープン 5つのゾーンで恐竜体験

営業日時や料金などが変更になっている場合がございます。
最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

兵庫県丹波市山南町に、「たんば恐竜博物館」が、2025年7月12日(土)にリニューアルオープンしました。

丹波竜の生態復元模型や全身骨格模型など、5つのゾーンで恐竜の世界を体験しながら学べる施設です。

もくじ

丹波竜化石工房からリニューアル

これまで「丹波竜化石工房」として親しまれてきた施設が、2024年9月からの工事を経て「たんば恐竜博物館」として生まれ変わりました。建物の外観には大きな「丹波竜」の顔が描かれ、正面には「TDM」のロゴマークが目を引きます。

入口を入ると、丹波竜の生態復元模型がお出迎えしてくれます。展示は5つのゾーンに区分され、「プロローグ〜丹波竜の世界へ〜」からスタートし、丹波竜が発見された篠山層群の地層を再現した展示を見ることができます。

5つのゾーンで恐竜の世界を体験

「丹波3億年の旅ゾーン」では、丹波市の岩石や地質を紹介し、地層や化石がどのようにできるのかを体験しながら学べます。

「丹波のキセキゾーン」では、世界に1つしかない「丹波竜」の全身骨格模型を中心に、篠山層群で発見されたさまざまな化石が展示されています。

「生命のあゆみゾーン」では、現在を生きる動物たちに至るまでの進化の過程をたくさんの標本を見ながら学べる「脊椎動物の進化」を展示。

「恐竜の進化」では、丹波竜の仲間である竜脚類を中心に角竜類・獣脚類などの化石が並びます。特に、トリケラトプスに代表される「角竜類」は複数の標本が展示されており、見ごたえがあります。

学習スペースとお土産コーナーも充実

最後のエリア「エピローグ〜未来への軌跡〜」では、現在の丹波市の自然の写真などが展示されています。また、これまでの「丹波竜化石工房」にはなかった恐竜に関する書籍や図鑑等が並ぶ学習スペースも新たに設けられ、ゆっくりと知識を深めることができます。

出口付近には、丹波竜や丹波市のマスコットキャラクター「丹波竜のちーたん」などのグッズが販売されており、恐竜好きにはたまらない商品がそろっています。

周辺施設でさらに恐竜の魅力を満喫

「たんば恐竜博物館」から車で約10分の「丹波竜の里公園」には、丹波竜の実物大モニュメントや、恐竜骨格をモチーフにしたアスレチックやスライダーがあります。ここでは、迫力あるモニュメントを間近で見ながら遊ぶことができます。

隣接する「元気村かみくげ」では、土日祝限定で化石発掘体験ができるほか、名物の「恐竜焼き」や丹波市産の農産物も販売しています。さらに、「丹波竜」の化石発掘地も徒歩圏内にあり、実際の発掘現場を訪れることも可能です。

大人は300円、小中学生は100円と、手ごろな料金で恐竜の世界をたっぷり楽しめる「たんば恐竜博物館」。夏休み期間中は休館日の月曜日も開館しているので、家族でぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

■「たんば恐竜博物館」概要
リニューアルオープン日:2025年7月12日(土)
営業時間:10:00〜17:00(11月1日〜3月31日までは16:00まで)
休館日:月曜日(※夏休み期間8月31日(木)までは無休)
料金:大人(高校生以上)300円、小中学生100円
所在地:丹波市山南町谷川1110番地

公式サイト
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