全国で土屋鞄の「ランドセル出張店舗」開催　試着から注文までOK

工房系ランドセルメーカーの老舗「土屋鞄」は、2024年度の入学に向けた「ランドセル出張店舗」を、2023年3月18日（土）〜5月28日（日）に、全国30都道府県・31会場で開催します。

各地のホテルや大規模展示場などを会場に、全52モデル・約40色の新作ランドセルを展示。ランドセルに精通したスタッフの丁寧なサポートのもとで試着ができるほか、気に入ったランドセルがあればその場で注文できます。

※予約やチケット購入が必要なものは、満員や売り切れになっている場合があります

お店のない地域を巡る「ランドセル出張店舗」

1965年に創業した「土屋鞄製造所」は、革製品を扱う老舗の鞄ブランド。「ランドセルはこどもたちにとって人生で最初の鞄。こどもたちが初めて手にするものだからこそ、本物を届けたい」との思いから生まれたランドセルは、6年間の成長を支える丈夫さと、シンプルで洗練された佇まいを大切に、1つ1つ職人の手で仕立てられています。

お店のない地域を巡る土屋鞄の展示販売会「ランドセル出張店舗」は、昨年の2022年3月〜5月までの開催で、60,000人以上が訪れた人気企画。

来店時には土屋鞄のスタッフに加え、会場によっては工房の職人も店頭に立ち、ランドセルの素材やサイズの違い、各シリーズの特徴、さらに選び方のコツについて丁寧に説明しながらラン活をサポートしてくれます。

1枠25分ごとの入れ替え制（事前予約制）で、周りを気にすることなくランドセル選びを楽しめますよ。

約40色の品揃え！ 注目のジェンダーレス・モデルも

2024年度春入学の小学生向けランドセルは、全9シリーズ52製品、カラーは約40色が登場します。土屋鞄では、「ランドセルはお子さまの個性に合わせ、好きな色を選んでほしい」という思いから、カタログや公式サイトでは全製品を性別で分けずに案内しています。

ジェンダーレス・ランドセル「RECO（レコ）」

注目は、2022年度入学向けのランドセルの中で、1位を含む売り上げトップ5に4製品がランクインしたジェンダーレス・ランドセル「RECO（レコ）」シリーズ。

性別にとらわれない色味と型にこだわった同シリーズは、「自由な色選び」をコンセプトに、大人でも欲しくなる色を意識した着いたシックなカラーが特徴。

今回は新たに、深みのあるキャメル系の「プリズムアンバー」（画像左）と、デニムのようなブルー系の「プリズムインディゴ」（画像右）の2色が加わり、計10色で展開されます。

人気ブランド「ミナ ペルホネン」とコラボ

土屋鞄とアーティストがコラボした「アトリエ」シリーズからは、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」が描き下ろしたコラボレーションランドセルが、3柄各2色ずつ新登場。「空想する喜びや自由な創造力を大切にしてほしい」との思いが込められた愛らしいモチーフは、従来のランドセルとはひと味違った魅力を備えています。

美しい文様が特徴の新シリーズ「HERTE」登場！

新シリーズ　HERTE（ヘルテ）

さらに今年から、紋章上絵師（手描き家紋の職人）の京源3代目・波戸場承龍（はとば・しょうりゅう）氏が描き下ろした新シリーズ「HERTE（ヘルテ）」も登場します。

HERTE文様　ストーングレージュ

HERTE文様　フロストブルー

特徴は、ランドセルの側面のマチや肩ベルトなどに型押しされている美しい文様。伝統的な意匠と現代の感性が融合したデザインとなっています。紋の12本のラインは「12カ月＝1年」を表し、それを「6年分」の意味を持つ6つ分重ね合わせています。

カラーは、グレーとベージュが混ざり合ったような「ストーングレージュ」と、奥行きがあり霜のような「フロストブルー」の2色展開。上品な色味と、最高級品質の牛革に施した、繊細な紋が際立つプレミアムな逸品です。

「軽さ」「背負いやすさ」「大容量化」を追求！

大マチの1センチサイズアップ実現！　A4フラットファイルにも対応

性能面では、素材の一部を牛革から人工皮革に切り替えるなどして軽量化を実現。牛革の特徴である見た目の高級感や耐久性を維持しながら、従来の牛革モデルのおよそ90%となる約1,290gの軽さを実現しています（24年入学用の最軽量は人工皮革モデルで1,160g前後）。

軽量ながら、大マチ（一番大きな収納部の厚み）を約1cmサイズアップしているのもポイント。教育現場のICT（情報通信技術）化にともない導入が進む学習用のタブレット端末なども収納しやすくなっています。

また、S字形の肩ベルトが身体にかかる重さを分散してくれるので、走ってもずれにくく、同じ重量でもより軽く快適に背負えます。

価格帯は、60,000円台の人工皮革を使用したものから、100,000円台の最高級品質の天然牛革やコードバンのモデルまで幅広く揃えられています。

年々早まる「ラン活」スタート

理想のランドセルを探すための「ラン活」は年々早まる傾向にあり、春に向けて徐々にヒートアップし、GWに最初のピークを迎えます。その後、夏休みに再度盛り上がりをみせますが、工房系ランドセルの人気モデルは夏には品薄になったり売れ切れが出たりすることも。

家族で一緒にランドセルを選ぶ時間は、いつまでも心に残るうれしい記憶。「ラン活」を早めに始めることで、その時間をより長く楽しめそうですね。出張店舗でいち早く気になったランドセルを背負い比べしながら、親子でお気に入りを探してみてください♪

なお、会場でランドセルを注文する場合は、会員登録が必要となります。来場前に公式サイトからの事前登録を済ませておくと、注文にかかる時間を短縮できますよ。

※画像はイメージです