2017年に約26万人を動員した「ヨコハマ恐竜展」が、9年ぶりに横浜にやってきます!
「ヨコハマ恐竜展2026 〜恐竜の食卓大図鑑〜」は、2026年7月17日(金)〜9月6日(日)まで、パシフィコ横浜 展示ホールAにて開催。福井県立恐竜博物館の特別協力のもと、“恐竜の食卓”をテーマに、恐竜の歯の化石や全身骨格標本、巨大ロボットなど、一般的な恐竜展とは異なる展示が魅力。
一般公開に先駆けて、7月16日(木)にはプレス内覧会が開催され、いこーよ編集部も現地へ取材に行ってきました! この記事では、恐竜図鑑さながらの展示の見どころを、たっぷりレポートします。
福井から80点あまりが集結!会場には"隠れた見どころ"も
会場には、福井県から運ばれてきた標本など、あわせて80点あまりの化石や骨格が並びます。
今回の展示では、初めて一般公開される標本もこっそり紛れ込んでいるのだそう。大きく宣伝されているわけではないので、恐竜に詳しい人ほど「あれ、これは?」と気づくかもしれません。会場でぜひ探してみてくださいね!
会場の構成は6つのエリアで展開
会場の構成は、恐竜たちの"食べ方"を解き明かす研究の秘密を紹介する「プロローグ」から始まり、「ZONE1」から「ZONE4」、そして「エピローグ」までの6つのエリアで展開されます。
分類や時代ではなく"歯の形=食べ方"という新しい切り口で恐竜を並べているのが、この展示ならではのポイントです。
プロローグ「食べかたの調べかた」
会場に入ると、古生物学者たちが恐竜の化石からどうやって食生活を読み解いているのかを紹介。
2体の全身骨格が向かい合うように展示され、「あご」「歯」「くちばし」「脳函」「首」「腹部」など、部位ごとに解説プレートが添えられています。
ここに並ぶ「フクイラプトル」と「フクイサウルス」、パッと見ただけではどちらが肉食でどちらが草食か分かりづらいですが、こうして一つひとつの特徴を観察することで、恐竜が何を、どうやって食べていたのかを研究できるのが魅力です。
ここで紹介された"歯の特徴"がキーワードとなり、次の「ZONE1」では、歯に注目して恐竜たちを並べる展示につながっていきます。
ZONE1「恐竜の食べ方大図鑑」
「ZONE1」は、分類や時代ごとではなく、似た歯の形、つまり似た食べ方ごとに恐竜たちを集めて並べているのが最大の特徴です。
「違う姿の恐竜同士が、実は似たような食べ物を食べていたかもしれない」と想像が広がる、ひと味違う切り口の展示です。
出迎えてくれるのは、超大型のナイフのような歯を持つ肉食恐竜「アクロカントサウルス・アトケンシス」。がっしりとした大きな口を武器にしていたと考えられています。
奥には実際に動く「スピノサウルス」の展示も。魚を突き刺すのに向いた歯を持ち、水中で獲物を捕らえていたそうです。
ちなみにこのエリアには、今回が国内初公開となる「サルミエントサウルス」標本もこっそり展示されています。どこにあるのか、ぜひ会場で探してみてくださいね。
ZONE2「食事のトラブル図鑑」
恐竜たちも、私たちと同じように食事中にトラブルに見舞われることがあったようです。ときにはひどいケガをしたり、重い病気につながってしまうことも。「ZONE2」では、食事にまつわるケガや病気の痕跡が残る標本を紹介しています。
会場に展示されている「ステゴサウルス」の尾のとげは、なぜこのコーナーに並んでいるのでしょうか。実は、近くに展示されている「アロサウルス」の尾の骨に、ステゴサウルスの尾のとげが刺さったような傷跡が残っているのだそう。
おそらくアロサウルスがステゴサウルスに襲いかかった際、反撃を受けてケガをしてしまったのではないかと考えられています。
狩りをする側もされる側も、食事にはリスクがつきものだったことがうかがえる、印象的な標本でした。
ZONE3「親子の食卓図鑑」
恐竜のなかには、成長するにつれて食べ物が変わっていった種類もいたようです。「ZONE3」では、恐竜のこどもとおとなの特徴の違いや、食事の移り変わりを探ります。
エリア内の注目スポットは、全長約12mの巨大ティラノサウルスロボット。首から上が大きく動き、鳴き声まであがるので、大人でも思わず後ずさりしてしまう大迫力です。
すぐ横にはこどものティラノサウルスの模型も並び、おとなとの体格差を実感できます。
注目ポイント!
おとなは横幅が広くがっしりとした体格で、待ち伏せをして力強い顎(あご)で骨ごと砕きながら食べていたと考えられているそう。
一方、こどもは足がすらりと長く、素早く動いて小さな獲物を追いかけていたのではないか、とのことです。成長にともなって、狙う獲物や狩りの戦略そのものが変わっていったと考えられているそうです。
ZONE4「今に続くお食事図鑑」
恐竜の進化の過程で現れ、大きな絶滅を生き延びて多様化を遂げたのが鳥類です。
「ZONE4」では、"恐竜の仲間"である鳥類の食事に注目! 原始的な歯を持つ鳥や、飛ぶことをやめて地上で暮らす道を選んだ鳥たちが並びます。
なかでも目を引くのが、全長2m以上あるという地上性の鳥、「ケレンケン・ギレルモイ」の復元模型。先の曲がった大きなくちばしを持ち、肉をうまく切り裂くことができたと考えられているそうです。
骨格標本とあわせて見ると、恐竜から鳥類へのつながりを実感できるコーナーでした。
「恐竜プレイランド」で化石発掘や縁日遊びも
展示エリアを抜けた先には、化石発掘体験や縁日、ワークショップなど、有料コンテンツが並ぶ「恐竜プレイランド」があります。
じっくり展示を見たあとのお楽しみとして、恐竜たちの生態を学んだ余韻そのままに、各種体験が楽しめるコーナー。家族で盛り上がれるのも魅力です。
化石発掘体験
「化石発掘体験」では、世界中から集められた化石を、砂の中から実際に掘り出します。
リストに載っている定番の化石だけでなく、リストにない貴重な化石が混ざっていることもあるそうなので、何が出てくるかは掘ってからのお楽しみです。
縁日コーナー
「縁日コーナー」では、恐竜フィギュアを狙う「射的」(1回5発)も用意されており、恐竜フィギュアを1つ落とすとお菓子がプラスでもらえ、落とせなくても1つはプレゼントしてもらえるといううれしい仕様♪
カラフルな恐竜のゴム人形をポイですくう「恐竜すくい」は、制限時間1分、またはポイが破れたら終了というルールで、大人も本気になってしまいそうでした。
ジェルキャンドルワークショップ
「ジェルキャンドルワークショップ」では、グラスの中に色鮮やかな砂を敷き詰め、恐竜モチーフのガラス細工を配置して、世界に一つだけのオリジナルキャンドル作りが楽しめます。
なお、キャンドルは製作時間約20分、ろうを固めてお渡しできる時間まで約40〜60分必要なので、時間に余裕を持って参加するのがおすすめです。
「きょうりゅうストア」でお買い物
会場の最後には、ヨコハマ恐竜展オリジナルグッズをはじめ、恐竜モチーフのグッズがずらりと並ぶ「きょうりゅうストア」も。
「ヨコハマ恐竜展2026」オリジナルの恐竜マスコットや「恐竜展ドーナツ」もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
崎陽軒とのコラボメニューも登場
7月25日(土)〜8月23日(日)までの土日には、横浜名物「崎陽軒」とのコラボレーションも実現。
「ティラノサウルス」と「トリケラトプス」の焼き印が入った「ヨコハマ恐竜展 2026 シウマイまん」や、恐竜モチーフの卵が乗った「ヨコハマ恐竜展 2026 炒飯弁当」が、会場内で期間限定販売されます。
会場を巡ったあとの腹ごしらえに、こちらもチェックしてみてください。
見て、ふれて、時には驚かされながら恐竜たちの"食卓"をたどる今回の展示は、大人も童心にかえって楽しめる内容です! 夏休みのおでかけ先に迷っている人は、ぜひ「ヨコハマ恐竜展2026」に足を運んでみてください。
「ヨコハマ恐竜展2026 〜恐竜の食卓大図鑑〜」開催概要
開催期間:2026年7月17日(金)〜9月6日(日)
開場時間:10:00〜16:30(最終入場16:00)
開催場所:パシフィコ横浜 展示ホールA(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
アクセス:みなとみらい線「みなとみらい」駅から徒歩約5分
入場料:【前売り券】大人1,700円、中学生以下800円、【当日券】大人2,000円、中学生以下1,000円





















