日本初「泊まれる体験型植物園」誕生へ　茨城県の複合施設が2025年秋にリニューアル！

茨城県那珂市にある茨城県植物園および茨城県民の森が、2025年11月に、滞在型の複合施設「THE BOTANICAL RESORT 林音（ザ ボタニカルリゾート リンネ）」としてリニューアルオープンします。

これまでの植物園の枠を超え、「泊まる」「自然と触れ合う」「学ぶ」という3つの要素を融合させた、日本初の宿泊できる滞在型植物園です。

グランピングで夜の植物園を楽しもう

今回のリニューアルの目玉は、宿泊体験の導入です。植物園内に新設されるグランピング施設では、豊かな自然の中で快適な宿泊が楽しめます。

昼間の植物鑑賞だけでなく、県民の森エリアにはツリーアドベンチャーも設置される予定です。

夜には、ライトアップされた幻想的な植物園で夜間の植物観察をしたり、早朝の清々しい空気を感じたりと、特別な時間を過ごすことができます。

五感で自然を満喫できる特別な体験

宿泊施設のほかに、県産の木材を使用した温浴施設が新設され、自然に囲まれながらリラックスできます。

また、茨城県産の食材を使ったレストランや、地元の特産品をそろえたお土産コーナーも設置され、食を通じて茨城の魅力を体験できます。

五感を使って自然と触れ合う体験を提供することで、これまで以上に幅広い世代の方が楽しめる施設となります。

既存の植物園の魅力を最大限に活かした設計

リニューアル後の施設は、園内にある希少な樹木の配置を最大限に活かし、建物は自然に溶け込むように点在しています。

建物の高さは植物よりも低く設計されており、人工物の存在感をできるだけ抑える工夫がされています。これにより、植物園本来の豊かな環境を心ゆくまで楽しめます。

この秋、家族みんなで新しく生まれ変わる植物園にでかけてみてはいかがでしょうか。五感で自然を感じられる特別な体験が待っています。