愛知県名古屋市の「名古屋市科学館」で、2024年3月16日(土)〜6月9日(日)の期間に、特別展「海—生命のみなもと—」が開催されます。
【東海】2024年3月のおすすめ!親子向けおでかけ先&イベントまとめ「海—生命のみなもと—」とは?
理工館地下2階のイベントホールで開催される「海—生命のみなもと—」。生命のみなもとである「海」をテーマに、その誕生から現在までを多様な生物とともに紹介する特別展です。
昨年は、東京「国立科学博物館」で開催され、来場者数20万人を超えた同展。「海」を知るだけでなく、人間活動に伴う環境への影響など、「海」との未来を考える内容が盛りだくさんです!
海の誕生と進化、そして日本の豊かな生態系を解説!
同展は、4つの章に分けて構成。第1章「海と生命のはじまり」では、なぜ地球に水があるのかを解き明かします。
始原的隕石から太陽系惑星にいたる水の起源から、地球における海の誕生と進化、初期生命の生態系まで、最新の研究成果と標本で紹介。
なかでも、約40億年前の深海熱水活動域を再現したジオラマは必見です!
続く、第2章「海と生き物のつながり」では、日本列島周辺の海を紹介。
海溝沿いの超深海から、活動的な火山列島がある沿岸域まで、多様な地形で構成されている日本列島周辺は、現在の地球の海を特徴づける要素がほぼすべてそろっていると言われています。
同章では、日本列島周辺の大規模な海洋循環を解説し、それらが生物の分布や多様性にどれほど影響しているかを紹介。
高さ約4.7mのナガスクジラの上半身標本をはじめ、さまざまな生物のはく製や標本などで、黒潮と親潮が育む豊かな生態系を学べます。
海と人間の深い関わりを紹介! 海との未来を考える
第3章「海からのめぐみ」では、海と人間の深い関わりを解説。
旧石器時代から、航海技術が発展した大航海時代、水産資源が欠かせない現代、さらには北極海の活用や深海にある鉱物資源の回収を見すえた未来まで、人類史を通して「海からのめぐみ」を紹介します。
ラストの第4章「海との共存、そして未来へ」では、人間が海に与えている影響を解説。
水産資源の枯渇や海洋酸性化、貧酸素化、海洋プラスチック汚染など、人間活動に伴う環境変化は年々深刻化しています。
同章では、海と共存するための取り組みを紹介し、海との未来を考える展示が行われます。
また、同展には、公式キャラクターとして、生きもの大好きな小学5年生「しーちゃん」、潮の満ち引きをつかさどる妖精「うずっぴー」、水と泥をつかさどる妖精「どろやん」などが登場!
公式ナビゲーターには、元アナウンサーで同志社大学助教の桝太一さんが就任し、魅力的な海の世界を紹介してくれますよ。
お得な前売券を発売中! ぬいぐるみ付きのチケットも
身近な海について、家族みんなで考えるきっかけになりそうな「海—生命のみなもと—」。
現在、各プレイガイドにて、お得な前売チケットを発売中! 深海生物「センジュナマコ」を再現した同展オリジナルぬいぐるみが付いたチケットも、先着100名で販売中です。
なお、会場の「名古屋市科学館」までは、地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」から徒歩5分と、公共交通機関でのアクセスも良好。
同展のチケットで、同館の展示室(プラネタリウムを除く)を自由に観覧できます。さらに、未就学児は入場無料なのもうれしいポイントの1つ! ぜひこの機会に、家族みんなでおでかけしてみてくださいね。
※画像はすべてイメージです
■「海—生命のみなもと—」概要
開催期間:2024年3月16日(土)〜6月9日(日)
時間:9:30〜17:00(最終入場は16:30)
休館日:毎週月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月19日(金)、30日(火)、5月7日(火)、17日(金)
場所:名古屋市科学館 理工館 地下2階イベントホール
料金:
【前売券】大人1,600円、高校・大学生800円、小中学生300円
【当日券】大人1,800円、高校・大学生1,000円、小中学生500円
※未就学児は入場無料
※障がい者手帳の提示で当日料金の半額(介護者2人まで適用)
※「センジュナマコ」ぬいぐるみ付き前売チケットは3,000円