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【2019】夏休みのおすすめ人気絵本展9選 親子向けの名作を厳選

営業日時や料金などが変更になっている場合がございます。
最新の情報は公式HPなどでご確認ください。

夏休みの期間には、多くの展覧会が開催され、子供が好きな絵本をテーマにしたものもあります。そこで今回は、夏休みに開催される絵本作品をテーマにしたおすすめ展覧会を紹介します。

会期終了が早い順に紹介していくので、気になる展覧会は開催期間のチェックをお忘れなく!

もくじ

夏休みにおすすめのキャラクター展5選 人気キャラの世界観満喫【全国】夏休み親子向け展覧会14選 恐竜・昆虫・ジブリ・体験も

【静岡県】没後1年 かこさとし絵本展〜だるまちゃん・からすのシリーズから『みずとは なんじゃ?』まで

静岡県藤枝市にある「藤枝市郷土博物館・文学館」では、2019年7月28日(日)まで、「没後1年 かこさとし絵本展〜だるまちゃん・からすのシリーズから『みずとは なんじゃ?』まで」を開催中です。かこさとし氏の代表作「だるまちゃん」シリーズや「からすのパンやさん」など、15作品以上の画や下絵などが展示されます。さらに、同氏の遺作で、静岡県下田市在住の絵本作家・鈴木まもる氏に絵を託した絵本「みずとは なんじゃ?」(2018)の原画も紹介されています。

会場には、子供のための造形作家・早未恵理氏が手掛ける遊び場「かこワールド遊び体験コーナー」もあり、かこ氏の絵本の世界が表現されています。身近な素材を使ってキャラクターになりきり、「カラスのパン屋さんごっこ」や「てんじんちゃんになってみよう!」などで遊べ、子供たちに大人気! 日にち限定でワークショップも開催されているので、おでかけ前に公式サイトでチェックしてみてください。

■没後1年 かこさとし絵本展〜だるまちゃん・からすのシリーズから『みずとは なんじゃ?』まで
開催期間:2019年6月1日(土)〜7月28日(日)
開館時間:9:00〜17:00
休館日:月曜(祝日を除く)
会場:藤枝市郷土博物館・文学館
料金:大人400円、中学生以下無料
※障がい者手帳所有者は無料(要提示)

【広島県】かこさとしの世界展 だるまちゃんもからすのパンやさんも大集合!

広島県広島市にある「ひろしま美術館」では、2019年8月4日(日)まで、「かこさとしの世界展 だるまちゃんもからすのパンやさんも大集合!」を開催しています。こちらでは、かこ氏の人気シリーズ「だるまちゃん」や「からすのパンやさん」の貴重な原画や下絵が展示されています。だるまや天狗など日本古来のキャラクターを通じて、日本の伝統文化を今に伝え続ける定番絵本ばかりで、3世代でも楽しめる内容です。

ほかにも、『だるまちゃんとうさぎちゃん』に登場する「うさぎのぼうし」を作る体験コーナーもあります。また、おむつ交換ができるベビーベッドや授乳室、ベビーカーの貸し出しがあり、小さな子供でも安心しておでかけできます。

■かこさとしの世界展 だるまちゃんもからすのパンやさんも大集合!
開催期間:
2019年6月15日(土)〜8月4日(日)
※会期中無休
開館時間: 9:00〜17:00(最終入館は16:30)
※金曜は9:00〜19:00 (最終入館は18:30)
会場:ひろしま美術館
料金:大人1,200円、高校生・大学生900円、小・中学生500円、65歳以上1,000円
※未就学児は無料
※障がい者手帳所有者と介助者1人まで無料(要提示)

【神奈川県】工藤ノリコ 絵本作家20周年記念 ノラネコぐんだん展

神奈川県横浜市の「横浜赤レンガ倉庫1号館」では、2019年7月20日(土)〜8月12日(月・休)まで、「工藤ノリコ 絵本作家20周年記念 ノラネコぐんだん展」が開催されます。4コマ漫画「がんばれ!ワンワンちゃん」に登場するキャラクターとして誕生した後、8匹のノラネコを主人公にした絵本シリーズとして愛され続けています。

絵本作家デビュー20周年を記念して、「ノラネコぐんだん」シリーズを中心に、これまでの絵本作品の原画約200点や映像などが楽しめます。絵本でおなじみの「ドッカーン!」爆発シーンも、会場ならではの大迫力で楽しめるそうです!

■工藤ノリコ 絵本作家20周年記念 ノラネコぐんだん展
開催期間:
2019年7月20日(土)〜8月12日(月・休)
※会期中無休
開館時間:11:00〜19:00(最終入場は18:30)
※最終日は11:00〜17:00(最終入場は16:30)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース
料金:【前売券】大人600円、高校生400円、小・中学生300円/【当日券】大人800円、高校生600円、小・中学生400円
※前売券は7/19(金)まで販売


【神奈川県】刊行45周年記念ノンタン絵本の世界展「もっと!ノンタン みんなだいすき!」

神奈川県横浜市にある「横浜高島屋」では、2019年8月7日(水)〜19日(月)に、「刊行45周年記念ノンタン絵本の世界展『もっと!ノンタン みんなだいすき!』」が開催されます。ノンタンシリーズは、1976年に『ノンタンぶらんこのせて』が刊行されてから2021年で45周年を迎え、記念展として全国を巡回しています。

原画展示では、「あかんべノンタン」のほぼ全ページが一挙に公開されます! ママパパが子供のころに絵本で親しんだ原画のほか、アニメーション上映や絵本コーナー、ワークショップ、グリーティングなどもあり、親子でノンタンを満喫できそうです。

会場のグッズショップでは、木製パズルや展覧会限定の特大ぬいぐるみをはじめ、2019年4月発売の最新刊「ノンタンたいそう1・2・3」など、約60種類・総点数約240点のノンタングッズが購入できます。また、税込2,000円以上購入の先着1,000人に、非売品の「ノンタンたいそう 1・2・3 DVD」がプレゼントされます。絵本と動画で「ノンタンたいそう」を楽しみましょう!

■刊行45周年記念ノンタン絵本の世界展「もっと!ノンタン みんなだいすき!」
開催期間:
2019年8月7日(水)〜19日(月)
※会期中無休
開館時間:10:00〜20:00(最終入場は19:30)
※最終日は10:00〜18:00(最終入場は17:30)
会場:横浜高島屋ギャラリー(8階)
料金:大人800円、高校生・大学生600円
※中学生以下無料
※小学生以下は保護者の同伴必須
※障がい者手帳所有者と介助者1人まで無料(要提示)

【神奈川県】『ねないこだれだ』誕生50周年記念 せなけいこ展

神奈川県横須賀市にある「横須賀美術館」では、2019年9月1日(日)まで、「『ねないこだれだ』誕生50周年記念 せなけいこ展」を開催中です。『ねないこだれだ』をはじめ、せなけいこ氏の絵本作家デビュー作「いやだいやだの絵本」シリーズ4作と、「あーんあんの絵本」シリーズ4作の全ページ原画約300点が登場! 同氏の絵本の特徴である貼り絵独特の質感を味わえるのは、原画ならではの楽しみです。さらに、作者お手製の貴重なダミー本も初公開されるなど、注目ポイントが盛りだくさんです。

6月には、最新作として、0歳から楽しめる描き下ろし絵本『おばけのばあ』と、絵本作家デビュー前に作成した幻燈(げんとう:フィルムに光を当てて投影する技法)作品の原画を絵本として復刻させた『もみの木』を同時発売しています。親子で新作を読んでから足を運ぶと、より楽しめそうですね。

■『ねないこだれだ』誕生50周年記念 せなけいこ展
開催期間:
2019年7月6日(土)〜9月1日(日)
開館時間:10:00〜18:00
休館日:8月5日(月)
会場:横須賀美術館
料金:【当日券】大人 1,000円、高校生・大学生・65歳以上800円
※中学生以下無料
※障がい者手帳所有者と介助者1人まで無料

【神奈川県】猫のダヤン35周年 ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展

神奈川県横浜市の「横浜赤レンガ倉庫1号館」では、2019年8月15日(木)〜9月1日(日)まで、「猫のダヤン35周年 ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展」が開催されます。描き下ろしの新作原画30点のほか、初期の絵本作品や歴代BABYダヤンなど約160点が楽しめます。

また、段ボールで作られた巨大アート作品「お祭り広場」は、劇場仕立ての空間で、空が刻々と変化していきながら「タシルの街」を体感できます。ほかにも、ジオラマやダヤンが飛びまわるプロジェクションアートなどもあり、お楽しみが満載です。

さらに、サイン会やトークショー、ライブアートパフォーマンス開催も開催されます。開催日など詳細は公式サイトで確認できます。

■猫のダヤン35周年 ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展
開催期間:
2019年8月15日(木)〜9月1日(日)
※会期中無休
開館時間:11:00〜19:00(最終入場は18:30)
※最終日は11:00〜17:00(最終入場は16:30)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース
料金:【前売券】大人800円、中・高校生600円、小学生300円/【当日券】大人1,000円、中・高校生700円、小学生400円


【神奈川県】なばたとしたか こびとづかんの世界

神奈川県川崎市にある「川崎市民ミュージアム」では、2019年9月8日(日)まで、「なばたとしたか こびとづかんの世界」を開催しています。1度見たら忘れられないほど個性的で強烈なインパクトを与える「こびとづかん」のキャラクターを生み出した作者・なばたとしたかの世界観に迫る展覧会です。

「こびとづかん」シリーズの原画やスケッチなどの貴重な資料や作家自身が作ったフィギュアのほか、「こびとづかん」以外の絵本作品、過去の作品など200点以上が楽しめる充実の内容です。

7月28日(日)には、作者本人からアドバイスをもらいながら一緒に絵が描ける無料のライブペイントワークショップが開催されます。予約はすでに締め切られていますが、申し込み不要でイベント見学が可能です。ほかにも、「こびと探しスタンプラリー」や「サイン会」、事前申込制の造形ワークショップ「かわさきで新種発見! コビトになって、仲間入り!」など、イベントも盛りだくさんです。開催日など詳細は公式サイトで確認ください。

■なばたとしたか こびとづかんの世界
開催期間:
2019年7月6日(土)〜9月8日(日)
開館時間:9:30〜17:00(最終入場16:30)
※夏休み期間の土曜(7月20日、7月27日、8月3日、10日、17日)は9:30〜19:00
休館日:月曜、8月13日(火)
※8月12日(月)は開館
会場:川崎市民ミュージアム 企画展示室1
料金:大人600円、学生・65歳以上450円
※中学生以下無料
※障がい者手帳所有者と介助者は無料(要提示)

【東京都】みんなのレオ・レオーニ展

東京都新宿区にある「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」では、2019年9月29日(日)まで、「みんなのレオ・レオーニ展」が開催されています。子供から大人まで幅広く親しまれている「スイミー」の作者であるレオ・レオーニは、水彩や油彩、コラージュなど、さまざまな技法を駆使した絵で人々を魅了し続けています。同氏が生涯をかけて取り組んだ多彩な作品約200点が展示されています。

「スイミー」の原画を見ることができる特別コーナーのほか、レオ・レオーニの絵本を読めるコーナーや絵本の世界を映像や建物で体感できるコーナーもあります。年齢が離れたきょうだいがいるファミリーにもおすすめです。

■みんなのレオ・レオーニ展
開催期間:
2019年7月13日(土)〜9月29日(日)
開館時間:10:00〜18:00(最終入館は17:30)
休館日:月曜
※8月12日(月・休)、9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)は開館
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
料金:大人1,300円、大学生900円、高校生以下無料
※障がい者手帳所有者と介助者1人は無料(要提示)
※被爆者健康手帳所有者は本人のみ無料(要提示)

【東京都】TeNQ5周年×絵本「はらぺこあおむし」誕生50周年記念 エリック・カールと宙展

東京都文京区の「東京ドームシティ」内にある宇宙ミュージアム「TeNQ(テンキュー)」では、2019年11月4日(月・休)まで、「TeNQ5周年×絵本『はらぺこあおむし』誕生50周年記念 エリック・カールと宙(そら)展」が開催中です。エリック・カールの代表作「はらぺこあおむし」や「パパ、お月さまとって!」など、美しい「宙(そら)」に注目し、創作までの過程を映像とパネルでわかりやすく知ることができます!

ほかにも、タブレットを使ったバーチャル切り絵工房や、エリック・カールデザインの文字マグネットを組み合わせて好きな言葉を作る体験型プログラムも実施。親子で参加してみてくださいね。

■TeNQ5周年×絵本「はらぺこあおむし」誕生50周年記念 エリック・カールと宙(そら)展
開催期間: 2019年6月28日(金)〜11月4日(月・休)
※会期中無休
開館時間:11:00〜21:00(最終入館は20:00まで)
※土・日曜、祝日、7月29日(月)〜8月30日(金)の特定日は10:00〜21:00 (最終入館は20:00まで)
会場:TeNQ 企画展示室
料金:大人1,800円、学生1,500円、4歳〜中学生1,200円、シニア(65歳以上)1,200円
※上記価格にはTeNQ入館料が含まれています
※TeNQファミリーデー、ほか特別なイベント日を除き、4歳未満入館不可。入館可能日など詳細は公式サイトでご確認ください

子育て世代になじみ深い絵本の世界の触れられる展覧会ばかりですね。絵本ファンの親子はもちろん、展覧会デビューにもおすすめです。ぜひ足を運んでみてください。

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