東海地方を代表する大都市「愛知県名古屋市」。名古屋城をはじめとする歴史的なスポットはもちろん、テーマパークや動物園などの子どもが喜ぶおでかけ先がたくさん! 名古屋めしとして親しまれているグルメも豊富で、観光で訪れるのにもぴったりです。
そこで今回は、家族で名古屋を満喫するために知っておきたい13のポイントを紹介します。人気施設の周辺情報や、子連れ大歓迎のモーニングが味わえるお店、雨の日でも安心して遊べる施設など、親子で大満足できるスポットをチェックできますよ。
1.年間のイベントを確認しよう
日本のほぼ中央に位置する名古屋は、比較的に穏やかで過ごしやすい気候が特徴です。「熱田神宮」や「名古屋城」などの名所が多いこともあり、年間を通じてさまざまなお祭りも開催されています。
特に例年10月の第3土、日曜日に開催される「名古屋まつり」は昭和30年から続く人気イベント。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などに扮した行列が名古屋駅周辺から名古屋城までパレードを行う「郷土英傑行列」は必見です。
春(3月〜5月)
このシーズンは「大高緑地 花梅まつり」「鶴舞公園 花まつり」「名古屋城 春まつり」など、多くのスポットで美しい花木を楽しめるイベントが目白押し。
また、例年5月15、16日に栄にある若宮神社で開催される「若宮まつり」も多数の人で賑わいます。
夏(6月〜8月)
例年6月5日に開催される「熱田まつり」は、熱田神宮での例大祭ではもっとも大規模ものです。
そのほかにも、江戸時代の街道での絞り小売風景が再現される6月上旬の「有松絞りまつり」、音楽とシンクロしたメロディ花火を満喫できる7月中旬の「名古屋港みなと祭り」、大須太鼓やサンバパレード、盆踊り大会が行われる8月上旬の「大須夏祭り」など、親子で楽しめるイベントが盛りだくさんです。
秋(9月〜11月)
例年10月初旬〜11月中旬に東山動植物園で開催される「東山公園秋祭り」は、動物の特別展示や参加型コンテンツなど、子どもが大喜びする催しが豊富に用意されています。
また、10月の第3土、日曜日に開催される「名古屋まつり」も秋が満喫できる一大イベントとして見逃せません。
冬(12月〜2月)
例年2月下旬〜3月下旬に開催される「しだれ梅まつり」では、名古屋市農業センターdelaふぁーむで約700本の紅梅や白梅を満喫できます。
また、旧暦1月17日(2019年は2月21日)に七所社で行われる「きねこさ祭」も尾張三大奇祭として人気を集めています。
2.子連れにおすすめの人気スポットをチェック!
名古屋には「レゴランド・ジャパン」「リニア・鉄道館」「名古屋港水族館」など、全国的にも有名なスポットが盛りだくさん。2018年に本丸御殿の復元工事が完了した「名古屋城」など、親子で訪れたい歴史的な名所も紹介しています。
周辺に「レゴランド・ジャパン・ホテル」や水族館「シーライフ名古屋」もオープンしてますます魅力的になった「レゴランド・ジャパン」はもちろん、乗り物好きの親子には理想の「トヨタ博物館」、動物園や遊園地などが1カ所で楽しめる「東山動植物園」など、名古屋ならではのスポットが満載です。
名古屋の親子に人気の観光スポット
- LEGOLAND Japan(レゴランド・ジャパン)
- 名古屋港水族館
- 名古屋港シートレインランド
- リニア・鉄道館
- 名古屋市博物館
- 東谷山フルーツパーク
- 名古屋城
- 大須観音
- NHK名古屋放送局 放送体験スタジオわくわく
- 東山動植物園
- 名古屋大学博物館
- 熱田神宮
- トヨタ博物館
3.赤ちゃん連れにおすすめのスポットも紹介!
名古屋には子ども連れが満足できるスポットが豊富! とはいえ、赤ちゃんや幼児連れなら快適な施設かどうかも気になるところですよね。そこで、べビ−カーが利用できたり、授乳室が完備されていたりと、赤ちゃんと一緒に安心して楽しめる設備が充実しているスポットを厳選しました。
紹介しているスポットごとに、「ベビーカーの利用可否」「授乳室やおむつ交換台の有無」など、赤ちゃん連れが気になる情報をまとめています。さらに、乳幼児が安全に遊べるキッズコーナーなども確認できます。
4.雨でも遊べるユニークな屋内施設を厳選!
「定番的な遊びは飽きちゃった」という親子には、変わり種スポットがおすすめです。工場見学や大型トランポリンなど、普段なかなかできない体験が用意されている施設をまとめました。いずれも屋内型なので、雨の日でも思いきり遊べるのも魅力です。
トランポリンやスラックラインが体験できる「スポーツエリアAIR-X」などの体を動かして遊べる施設はもちろん、「歯の博物館」や「名古屋証券取引所」など、子どもと一緒に楽しみながら社会科見学できるスポットも紹介しています。
5.無料&お得に遊べるスポットも多数紹介!
名古屋でのお出かけではやりたいことがたくさん! とはいえ、できることならなるべくリーズナブルに楽しみたいと思うパパママも多いですよね。
そこで、無料で入場できる施設を中心に子どもとお得に遊べるスポットを厳選しました。遊具などが豊富にそろっているスポットはもちろん、動物とのふれあい、科学実験、工場見学などの、貴重な体験ができる施設が盛りだくさんですよ!
恐竜すべり台やロングスライダーで遊べる「大高緑地」をはじめ、無料でウシやヒツジの見学ができる「名古屋市農業センターdelaふぁーむ」、入園無料で夏季にはじゃぶじゃぶ池やいかだ渡りで遊べる「とだがわこどもランド」など、お得なスポットを一挙紹介!
6.レゴランド・ジャパン周辺の遊び満載スポット!
豊富なアトラクションでレゴの世界観を満喫できるとあって、名古屋の代表的なおでかけスポットとなっている「レゴランド・ジャパン」。同施設がある湾岸エリアには、ほかにもたくさんの親子向け施設があります。
日本で数少ないシャチが飼育されている「名古屋港水族館」、入園無料の遊園地「名古屋港シートレインランド」、約5万平方メートルの広さを誇る「名古屋港ワイルドフラワーガーデン」など、レゴランド・ジャパン周辺の魅力的なスポットを厳選しました。レゴランド・ジャパンからの所要時間も確認できます。
7.名古屋城周辺で1日たっぷり満喫!
2018年に本丸御殿の復元工事が完了した「名古屋城」は、名古屋観光では外せないスポットですよね。とはいえ、「お城だけだと飽きるかも」と心配に思うママパパも多いのでは? そこで、名古屋城から徒歩で行けるおすすめ施設をまとめました。
2018年にオープンした飲食施設「金シャチ横丁」は、名古屋の老舗の味やご当地グルメが味わえる注目スポット。名古屋城から徒歩すぐなのも子連れにはうれしいポイントです。そのほかにも「名古屋市下水道科学館」「名城公園フラワープラザ」「トヨタ産業技術記念館」など、名古屋城の前後に立ち寄りやすい施設を紹介しています。
8.大須商店街のおすすめ食べ歩きグルメ!
日本三大観音の一つとも言われている「大須観音」も定番の観光スポットです。その周辺に伸びる「大須商店街」は、食べ歩きのメッカとして観光やおでかけに大人気。そんな大須商店街の親子におすすめの食べ歩きグルメ店をまとめて紹介します。
大須商店街には仁王門通、東仁王門通、観音通、万松寺通など、複数のアーケード街が連なり、「台湾唐揚げ」「揚げまん棒」「揚げ餃子」「たこ焼き」「包子(パオズ)」などの人気グルメがたくさん。子どもと一緒に食べ歩きしたくなるお店が豊富です。
9.名古屋郊外のおでかけガイド!
東海地方には「ナガシマスパーランド」や「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」など、名古屋から少し足を延ばして訪れたい有名スポットが豊富にあります。そのなかから、特に親子におすすめの施設をピックアップしました。
水族館とテーマパークが1カ所で楽しめる愛知県知多市の「南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国」や、水族館と科学館が1カ所で楽しめる愛知県碧南市の「碧南海浜水族館・碧南市青少年海の科学館」など、欲張りな遊び方ができるスポットも豊富に紹介しています。
10.親子で名物「モーニング」を味わおう!
コーヒーなどのドリンクと軽食がお得に味わえると人気の「モーニング」。発祥の地だけあって、名古屋には子どもと一緒にゆっくりモーニングを満喫できるお店も豊富にあります。名古屋観光の朝はモーニングで満腹になるのもおすすめですよ!
玩具などで遊べるキッズスペースがあるお店、2時間無料で利用できる個室があるお店、200種類以上のパンが食べ放題のお店、モーニング文化を全国広めた有名チェーンの本店など、子どもも大満足できるおすすめ店を厳選しました。
11.子連れ大歓迎の「名古屋めし店」をチェック!
「名古屋めし」として愛されている名古屋のご当地グルメ。ひつまぶし、味噌かつ、手羽先、味噌煮込みうどんなど、種類が豊富なのも魅力ですよね。
そこで、おでかけや観光の際に訪れたい、子連れにおすすめの名古屋めし店をまとめました。キッズ向けメニューがそろっていたり、子ども用カトラリーが用意されていたりと、親子で安心してグルメを満喫できるお店ばかりです。
ベビ−カーで入店できるお店や多目的トイレを設置しているお店など、小さな子ども連れが不自由なく食事できるお店も豊富です。1カ所で数種類の名古屋めしを味わえる複合店も紹介しているので、好みに合わせたお店選びも可能です。
12.名古屋までのアクセス方法を確認!
飛行機の場合
中部国際空港 セントレアから名古屋市街地へは「名鉄空港特急ミュースカイ」を利用するのがおすすめです。乗り換えの必要なく約25分で金山駅(大人1,170円、子ども770円)に、または約28分で名鉄名古屋駅(大人1,230円、子ども800円)に到着できます。
また、県営名古屋空港から名古屋市街地へは「あおい交通」または「名鉄バス」を利用するのがおすすめです。どちらも栄(大人600円、子ども300円)や名古屋駅(大人700円、子ども350円)に到着できます。
鉄道の場合
東海道新幹線「のぞみ」を利用すると、東京駅からは約1時間40分、新大阪駅からは約50分で名古屋駅に到着できます。
また、大阪から向かう場合は近鉄線で大阪難波駅から近鉄名古屋駅に向かうこともできます。新幹線よりリーズナブルなので、時間に余裕がある場合はおすすめです。
車の場合
東京方面からは、東名高速道路や新東名高速道路で「名古屋I.C.」まで向かい、名古屋第二環状自動車を経由して名古屋高速道路に入ると名古屋市街地に到着できます。中央道の場合は、「小牧I.C.」から名古屋高速道路に入ると名古屋市街地に到着できます。
また、大阪方面からは新名神高速道路と東名阪道路常磐道を利用して、「名古屋西I.C」から名古屋高速道路に入ると名古屋市街地に到着できます。
13.お得な1日乗車券を活用しよう!
名古屋市交通局が発行している「バス・地下鉄全線一日乗車券」なら、大人850円、子ども430円で市バスや地下鉄に1日に何度でも乗り降りできます。さらに、名古屋城、東山動植物園、ノリタケの森などの多くの施設で割引を受けられるメリットも!
ほかにも「地下鉄全線一日乗車券」(大人740円、子ども370円)や「ドニチエコきっぷ」(大人600円、子ども300円)なども用意されているので、目的に合わせて選べるのも魅力です。